Jintana & Emeralds

デスティニー

デスティニー

'14年。チルアウトとしてのオールディーズというコンセプトが最高。アシッドなエコー音響が醸し出す架空の楽園感がヤバい。一見オールディーズリバイバルなシンプルなポップス集に見えて、なかなか凝ったつくりの曲が多くて聞きこむほどにどの曲もハマれるんだけど、スチールギターが揺らめく3連バラードの"Honey"に、怒涛の音壁トラック"Runaway"、コーラスの狂った音処理にヤラれる"Moon"といった曲が連なる中盤の流れが特に好き。