今日聴いたもの

Fetch

Fetch

'12年。ベーシックチャンネルのMoritz Von Oswaldを中心にテクノ系トラックメイカーがジャズトリオのように即興演奏を繰り広げるユニット。トランペットをフィーチャーした1曲目の"Jam"が相当気持ち良くて、冒頭の数分を試聴しただけでハマッてしまった。どことなくマイルスを思わせる雰囲気もあるジャジーミニマルテクノで、浮遊感に満ちた音響空間を切り裂くノイズがまた格好良い。そこからテンポダウンしてダークにうごめく"Dark"、不穏ながら一転軽快なビートを刻む"Club"、そしてズンドコしたインダストリアル・テクノに再びホーンが加わってジャズっぽくなる"Yangissa"と、最後までイイ感じに展開。