今日聴いたもの

SUPER VIEW (初回盤)

SUPER VIEW (初回盤)

新作。今回はいつものような兄のオモシロ散文路線や、プログレッシヴなチャレンジ曲もなく、全体的に渋めの曲が並んでいて、一聴、これまでのアルバムの中でも一番というくらい地味な印象を受けるんだけど、どの曲も聞けば聞くほど味わいが増す言葉とメロディーを持った、さりげない佳曲ばかり。特に、スローテンポの哀愁フォークロックがサビで突然絶景が広がるような展開を見せる"早春"に、"夏の光"に通じる爽快パーカッシヴ曲"TREKKING SONG"、シニカルな歌詞のズンドコAORパワーポップ"祈れ呪うな"と、やはり兄の詞とメロディーを弟が歌う曲の素晴らしさを改めて感じてしまう。"いつも可愛い"や"今日の歌"など、それぞれのソロ?曲もすごくイイんだけども。