今日聴いたもの

Party / Don Tarris
カナダのマイナーSSWの'77年盤。マッカートニー・フォーキーな作風とプレAORクロスオーヴァーが融合した感じの音楽性で、甘酸っぱい70年代パワーポップの"Lonely Man"から、ロンサムフォーキーな雰囲気で始まり、プログレ的な紆余曲折を経てブルースロックに着地するオモシロ曲"Marsha"、アコギジャカ弾き系のネオアコAOR"Tahitian love song"と続く、冒頭3曲のめくるめく展開にまずノックアウト。以降も全編にわたって洗練された繊細美メロ曲が並ぶなかなかの名盤。ハモンドが気持ち良い"Lonely man"と"Song for Lorraine"のシングルverもナイス。Beatball再発。