今日聴いたもの

No Roses

No Roses

'71年。アシュレイ・ハッチングを中心に英国トラッド系ミュージシャンが大集結したエレクトリックトラッド盤。castle再発盤を買ってはいたものの何となく聞いてないままだったんだけど、いざ聞いてみるとその荘厳っぽい?ジャケの雰囲気とは裏腹にすごくとっつきやすい音。エレクトリック・トラッドにロル・コクスヒルのサックスがチェンバーな彩りを添える1曲目の"Claudy Banks"や、起伏に富んだ構成で聞かせる長尺アラッド"Murder of Maria Marten"など、リチャード・トンプソンの硬質なギターのせいか、ベルベッツやテレヴィジョンと同じような感覚で聞けてしまう感じの曲が特にお気に入り。