今日聴いたもの

'12年。"つけまつける"や"きゃりーANAN"、"PONPONPON"といったナンセンスなフレーズが繰り返されるミニマルガーリーなシングル曲を中心に構成された、前半の流れのドラッギーな感じがヤバい。ブリープハウス唱歌という趣もある"みんなのうた"とか、このカラカラに乾いた感覚はちょっと新しい気がする。
また、クールでキュートなクロスオーヴァーテクノ歌謡"Drinker"から始まる、歌モノで構成された後半も充実していて、キャッチーなガーリーパワーポップ"おねだり44℃"に、アッパーなピアノハウストラック"スキすぎてキレそう"、坂本龍一的にも聞こえるオリエンタルテクノ歌謡"ぎりぎりセーフ"と、どれもイイ曲ばかりで、個人的にはかなり中田ヤスタカ再発見な名盤。