今日聴いたもの

Something Good From The Goffin & King Songbook

Something Good From The Goffin & King Songbook

Aceのポップス作曲家シリーズ、ゴフィン=キング編の第3弾。序盤から、イントロのピアノのドライヴ感に改めてシビれる"One Fine Day / The Chiffons"に、キャッチーなキメのフレーズが素敵なガールポップ・クラシック"I'm Into Something Good / Earl-Jean"、バーズのソフトロッキンなカントリーフォークロック"Goin' Back / The Byrds"といった曲が繰り出される展開に、初収録のヒット曲や有名曲がまだこんなに残っていたことにとりあえず驚く。
序盤と終盤を有名曲で固めて、その間に(多分)あまり知られていない曲群を並べている構成なんだけど、今回は未知のイイ曲との出会いよりは、最近は改めて聞き返すことがあまりない定番曲の素晴らしさを改めて再認識した感じ。ガーリーな本人歌唱ヴァージョンとはまた違う爽やかなキラキラ感のある"It Might As Well Rain Until September / Bobby Vee"や、甘酸っぱい歌声と軽快で洗練された美メロにときめく"The Old Crowd / Lesley Gore"とか。初聴曲では、シンプルなハツラツ明朗メイルポップと思わせて途中凝った転調展開を見せる"Can't Stop Talking About You / Tobin Matthews"が特にお気に入り。