今日聴いたもの

Hot Pepper

Get On Downから再発された、タイのブラスロック〜ファンク・グループの'75年アルバム。1曲目のタイトル曲をはじめ、アジア顔の男たちがズラリと並ぶジャケからは想像できない腰に来るファンク・ビートがなかなか格好良くて、特に、クール＆ザ・ギャングの"Give It Up"と"Love The Life You Live"のカヴァーは強力。

また、R.Newtonという人の手になるオリジナル曲群も、キャプテン＆テニールの"Love Will Keep Us Together"や「ヘアー」の"Easy To Be Hard"といったカヴァーの選曲に現れているポップス志向が発揮されたイイ曲が多くて、とりわけ、爽快なホーンのフレーズに胸が高鳴るファンキーなブラスロック"A Hurting Man"と、フュージョンっぽくもあるクールなミッドテンポ・ラテンファンク"California"の2曲は、どちらも歌謡曲的な美メロ展開にときめく個人的なベストトラック。