今日聴いたもの

Lucky Shiner / Gold Panda
'10年。ユーモラスな声ネタ入りのオリエンタル・ブレイクビーツ"You"のキラキラ感にヤラれて思わずアルバムを衝動買いしたんだけど、他の曲は微妙に肌合いが違う感じで、時々ファミコンっぽいチープな電子音がフィーチャーされたり、中華な"Same Dream China"やインドな"India Lately"とか、かすかにエキゾティックな曲も織り交ぜつつ、全体的にはニューエイジなテイストの穏やかなハートウォーム・ブレイクビーツ集という趣。"You"は偶然の化学反応が生んだキラー曲なのかも。
Leche / Gregory and the Hawk
'10年新作。マイス・パレードの前座で聞いたときは、ソロの弾き語りだったとはいえ、こんなに地味な音楽性の人だったっけ?と思ったものだったけど、やはりスタジオ盤では彩り豊かな乙女フォーキー・ワールドを展開。マイスパレードの近作同様、ほんのりシューゲイズなウィスパリン・フォーキー"For the Best"に、フォークやポストロック、プログレなどがツギハギされたような不思議アレンジの"Landscapes"、キャッチーなパーカッシヴ・フォークロック"Olly Olly Oxen Free"など、アルバム前半がやけに充実していて、後半はちょっと地味な印象。