今日聴いたもの

Time Will Tell / Justen O'Brien and Jake
ノースダコタ産、'78年の多分自主制作系SSWアルバム。アルバムタイトル曲"Time Will Tell"をはじめ、"Just Love"、"These Moments Now"など、ジム・モリソン系といえなくもないダウナーなヴォーカルが、軽快なギターカッティングが爽快なウエストコースト風、というよりもむしろネオアコAOR風の楽曲に乗るタイプの曲が印象的。特に気に入ってるのは、キャッチーな歌謡メロディーと気の抜けたようなコーラスがいい感じのファンキーなトワイライトサイケ"The Feeling Was Lost With"。Radioactive再発盤。
Folkestone Prism / Kennelmus
'71年。Sundazed再発盤。前半にインスト、後半は歌モノと振り分けて、曲間をインタールードで繋ぐというちょっと凝った構成も面白いけど、なんといっても、アリゾナ砂漠で生まれたサイケデリック・サーフという触れ込み通りの狂ったエレキインストが連発されるアルバム前半のインスト曲群が最高。特に耳に突き刺さるメタリックなギターフレーズでいきなり掴まれるオープニングの"I Don't Know"から、トゥモロウ・ネヴァー・ノウズなリズムもグルーヴィーな北欧エレキインスト調の"Goodbye Pamela Ann"までの4曲の流れは完璧。後半に並んでいる歌モノは、そのヒッピーでフラワーな雰囲気は悪くないんだけど、ちょっとゴチャゴチャしていて、つい聞き流してしまう曲が多いかも。