今日聴いたもの

Def Jam's Rush Hour 2 Soundtrack / V.A.

'01年。デフジャム産のヒップホップ／R&Bトラックで固めたジャッキー映画のサントラ・コンピ。1曲でもグッとくる曲があればラッキー、くらいのつもりで投売りセールの数合せで買って、そのまま忘れていたようなCDだったんだけど、いざ聞いてみたら最初から最後までグッとくる曲が数珠繋ぎ状態で意表を衝かれた。ライナーによるとあの名盤「ナッティ・プロフェッサー2」に続くデフジャム・プロデュースのサントラ第2弾とのことで、そう言われればこのクオリティにも納得。ヒップホップとR&B、男女シンガー、ソロとグループと、多彩なメンツによる多彩な楽曲がバランスよく並べられて、全く聞いててダレることがない1枚。

スティーヴィーな美メロ・ビートバラードの"How It's Gonna Be / LovHer"や子供の笑い声がピースフルなデスチャ系ハイパーR&Bの"You Make Me Laugh / Christina Milian"などのギャルR&B系にまずは耳を奪われるけど、冒頭のクール＆メロウ・ファンク"Area Codes / Ludacris "にスパイムードのラテンヒップホップ"Brollic / FT(F** That)、ダビーな感覚も心地良いMacy Gray & Slick Rickによる"The World is Yours"のリメイクなど、本当にどの曲もコンパクトでフックの効いたキャッチーな曲ばかり。