今日聴いたもの

The Crucible of Man - Something Wicked, Pt. 2 / Iced Earth
USヘヴィメタル・バンドの08年作。おどろおどろしいフォーキー合唱曲風のオープニング曲"In Sacred Flames"から、ザクザクしたスラッシュ系ギターリフにギミック・アレンジ満載のドラマティックな哀愁ハーモニー・メタル"Behold the Wicked Child"に突入する、冒頭の流れで一気に引き込まれる感じ。80年代産業メタル系バラードに通じる味わいの"Harbinger of Fate"や、ちょっとオリエンタルな雰囲気の激情メタル"Sacrificial Kingdoms"、マシナリーなドラムが気持ち良い強迫系アップテンポ・スラッシュ"Divide Devour"とか、どこか「少女革命ウテナ」のJ.A.シーザー的というか、カミノ・ブラーナとドラマティックな哀愁メタルが融合したような大仰な音楽性がちょっと可笑しくて最高。