今日聴いたもの

Velb / デキシード・ザ・エモンズ
02年。ラウド&ヘヴィな性急ビート・サウンドにソウルフルな絶叫ヴォーカル、そして泣かせる青春メロディーという、3拍子が揃ったヤングなガレージ・ソウル歌謡"ひとひらの雪//光る涙"に"「青春」"、そしてダウナーなサイケ・ロック風に抑制の効いた感じで進行して、サビで一気にメロウな美メロが炸裂する"スモールハーバー"が最高。意表を突かれる冒頭の4ビートにもハッとさせられたけど、今作は何といっても、いつものバーストな轟音アンサンブルに絡むセンス良いアコギ使いが印象的。
太陽の目 / デキシード・ザ・エモンズ
04年。ラテン・パーカッションを導入したアッパーな疾走R&Bナンバー"Let Him Go Wild"、そして必殺の青春ガレージ・ソウル路線にやはりラテン・テイストを加えた"太陽が燃えている"という前半の新機軸な2曲がかなり鮮烈。全6曲のミニ・アルバムとはいえ、"No, Me, Sad"に"淡き薔薇の日々"と、このバンドで個人的に一番ツボなヤングなガレージ歌謡路線を中心にしたうれしい構成の1枚。