今日聴いたもの
- Caribbean Breeze / Gladstone Anderson
- 89年の日本制作盤。マシナリーでメロウなラヴァーズ・ロック・サウンド上で華麗に舞う過剰なまでにロマンティックなピアノ、という70年代のムーディスク盤での音楽性を80年代風にアップデートしたようなスタイル。流麗すぎるピアノに微妙に違和感を感じるんだけど、それが単なるイージーリスニング・レゲエとして軽く聞き流させないアイキャッチになってるのは確か。
- The Other Side of Love / Carroll Thompson
- 92年。アリワレーベル/マッド・プロフェッサーによる絵に描いたような清涼フィメール・ラヴァーズの数々。バックビートが強調されたメリハリのあるアレンジに、メロウな歌声にスウィートな70年代ソウルフル・メロディーが映える"I Go Weak"、キャッチーな美メロ曲"Unity"、抑制の効いたマシナリー・ルーツなアレンジがクールな"Rock Me Gently"とか、典型に忠実な楽曲群に埋没せずにキラリと光る瞬間もいくつか。