今日聴いたもの

X Cross-The Street Japanese Punk And New Wave Tribute / V.A.
04年。日本のパンク、ニューウェイヴといいつつ実質的にはバンドブーム期のヒット曲のカヴァー中心の「バンドやろうぜ」トリビュート。1曲目の"GET THE GLORY / SOBUT"がやたらと格好良くてオッと思ったんだけど、ストレートなパンクロック仕様のカヴァーがこれでもかと並んでて、全体的にはあまり意外性のない感じ。煌びやかなグリッター・ロック化した"かっこイイダーリン / 21st Century Stars featuring ROLLY"みたいな、アイデアと解釈のあるカヴァーがもっと聞きたかったなあというのが正直な感想。パンク系では唯一"MY GENERATION / アニマルズ"のちょっと奇妙な味わいに惹かれた。
ベスト・トラックはトライバルな長尺ファンキーロック歌謡"裸の王様 / THEATRE BROOK"。キレのあるアコギのカッティングが気持ちイイ。あと4106(ERSKIN)という人が演ってる"16"っていう曲も印象に残ったんだけど、これがボウイのカヴァーと知ってびっくり。どこまでオリジナルに忠実なのかは分からないけど、こんなフィンガー5みたいな曲もやってたとは。