今日聴いたもの

Woman in the Sun / Leonda
ソウルフルな独特のヴォーカル・スタイルが格好良い女性SSW。67年のアルバムのFALLOUT再発盤。ヒップなフォーク・ブルース"Mother In Love"に、ダルなムードのメロウ・フォークロック"Come Take A Waltz Through My Heart"とかブルージーでアーシーななかに洗練されたセンスが見え隠れする楽曲が魅力的。白眉はクールなダウナー・フォーク"Peace And Pipes"から泣きの入ったドローン・アシッド・フォーク"Zono My Bird"と続くベルベッツっぽい流れ。快適テンポのアーシー・フォークロックのグルーヴ感も気持ちイイ。全然知らない人なんだけどコレはジャケ買いして当たりだった。
Phantasy / Tommy Roe
67年。「It's Now Winter's Day」後のソフト・サイケ路線盤。浮遊感のある甘いヴォーカルは相変わらずで悪くないんだけど、破綻寸前のマッドなコーラス・アレンジやハッとするようなメロディーの連続だった前作のスリリングさに比べるとかなり薄味で、どうも角の丸いバブルガム・サイケ・ポップと言う感じ。"Plastic World"のギミック・アレンジとレッドラバーボールっぽいメロディーの"Melancholy Mood"がちょっと印象的かな。FALLOUT再発盤。