今日聴いたもの

24→24 Music / Dinosaur L
アーサー・ラッセル。81年アルバムにリミックス/エディット・バージョンを追加収録した再発盤。NYのポストパンクとフュージョンをシャッフルした、先の読めない展開に幻惑される謎ディスコの数々。フニャフニャしたヴォーカルが印象的な変態ファンカラティーナ"#5 (Go Bang!)"をはじめ、妙に力強いヘタウマ・ヴォーカルに脱力させられた直後に切り込んでくるフリーキーなギターにシビれる"#3 (In The Corn Belt)"、ハードエッジなパーカッションにハードロック風ギター、ペナペナなオルガンが不可思議な音空間を形作るアヴァン・ディスコ"#6 (Get Set)"など。
Home Schooled〜ABC's Of Kid Soul / V.A.
NUMERO編集の子供が歌うソウル集。70年代初頭の音源が中心のよう。埃っぽいオルガン・ファンクにトーキング・スタイルのヴォーカルが乗る"Trust Your Child Part 1 / Patrizia & Jimmy"、ジャクソン・ファイヴ路線のキャッチーなキラキラ・ノーザン・ソウル"I'm Not Ready For Love / Promise"の冒頭2曲がいきなりゴキゲン。まあ、でも聞き進めるにつれ、マイケル・ジャクソンやフォスター・シルヴァーズのレベルを期待すると思わずずっこける単なる子供の歌も多く登場して、その辺、多少の風流心が必要な1枚ではあるけど、タイトゥン・アップ系疾走ビートにリラクシンなヴォーカルが乗るクールなカヴァー"Yellow Ribbon / Atons"や、フラワーパワー炸裂の疾走ガレージ・ファンク"If You're Looking For Lov... / Triads"なんかは単純にカッコイイ。