今日聴いたもの

Novidade de Vida / Edson e Tita Lobo
82年。映画音楽を思わせる流麗ストリングスとアンニュイな女性ヴォーカル。全体にポピュラー寄りジャズ・ヴォーカルっぽい雰囲気が漂う、一貫して穏やかなトーンのボサ・アルバム。切なくロマンティックなメロディのラテン・バラード"Meus Amigos"、クールなメロウ・ボサ"Vem o Fim"、ゆったりしたファンキー・リズムのシスターズ風コーラス・チューン"Amor Eterno "、しなやかなジャズ・サンバ演奏が気持ち良いカルナヴァル歌謡"Dal Glorias"など。whatmusic再発。
O Som Do Copa7 Vol.2 / Copa7
同じくwhatmusic再発。ジャケ写からショービズ感が漂う大所帯バンドの80年作。ファンキーなサンバ歌謡とイージーリスニングっぽいブラジリアン・クロスオーヴァー。凝った展開のニューソウル風サンバ歌謡"Contradicao"、躍動感のあるパヤパヤ歌謡"Maria Joana"、クールな女声スキャット曲"Agora E Minha Vez"と続く冒頭3曲の流れと、マンボとサンバを融合した"O Circo"が最高。時々ストリングスやホーンの代用っぽく挿入されるシンセのチープさも味わい深い。