今日聴いたもの

Live For Love / Jackie Trent And Tony Hatch
ソフトロッキンなベース・ラインに胸がときめく美メロ名曲"Live For Love"をタイトルに冠した68年作。ロジャー・ニコルスの"Just Beyond Your Smile"に"Love So Fine"、"59番街橋の歌"など60年代ポップ・クラシックのカヴァーとオリジナルで構成されたイージー系MOR集。タイトル曲がやはり突出してるけど、優美なストリングス入りのグルーミー・ポップ"Lazy Day"もかなりイイ感じ。「ジャケガイノススメ」シリーズ再発。
Stay And Love Me All Summer / Brian Hyland
オールディーズ系ポップ・シンガーが69年に残したグルーミー作。こちらも、美メロ・ツギハギ状態のめまぐるしい展開の、切ないタイトル曲が最高。"I’m Gonna Make You Love Me"や"Dreamy Eyes"など全体的に翳りムードを維持しつつ、"Rainy April Morning"や"You Put Me Down"といった適度にビートの効いた曲も交えて起伏に富んだ構成。「ジャケガイノススメ」シリーズ再発。
Party With The Pixies Three +8 / Pixies Three
64年。騒々しくてキュートなアーリー60'sガール・ポップ満載のパーティー・アルバム。メドレーっぽく曲調が次々変わってメチャクチャ楽しい(ビートルズもあり)"Welcome To The Party"をはじめ、明るくて切ないメロディーのメジャー/マイナー・ポップの"442 Glenwood Avenue"や"Birthday Party"、ギャンブル・ハフ作の疾走感満点なガーリー・ホットロッド"That’s Why I Love You"、まるで"ヒートウェイヴ"なアップ・ダンサー"Brand New Boy"などイカシた曲がいっぱい。追加収録のシングル曲ではやはり何といっても"Cold, Cold Winter"。深いエコーに突き抜けた陽性メロディー、面白すぎるリズム・アレンジ、モノで聞いたらぶっ飛びそうな凄い音圧と、すべてが最高。他に、過剰な喧騒SEが格好良い"The Hootch"、ハンドクラッピンな洒脱ポップ"Love Walked In"、モータウンっぽいキューティ・ポップ"Your Way"、そして鐘の音入りメジャー/マイナー・ポップの"Orphan Boy"と"Love Me, Love Me"など。「ジャケガイノススメ」シリーズ再発。