今日聴いたもの

Stars Of CCTV / HARD-Fi
05年。パッと聞いた印象は80年代のネオサイケっぽいけど、太くうねるベースがやはり今時のバンドという感じで、レゲエっぽいリズム・センスとか、基本的にダンサブル。とにかく起伏に富んだ哀愁メロディーが印象的なバンドで、ほとんどGSの域に達してる"Tied Up Too Tight"やニューウェイヴィーなレゲエ・ロック"Hard To Beat"がかなり最高。あとは緊迫感のあるダビー・ガレージ・ロック"Middle Eastern Holiday"、エレポップっぽくもあるストリングス入り哀愁ラウド・ロック"Living For The Weekend"なんかも印象的。
I am a bird Now / Antony And The Johnsons
05年。独特のヨレヨレ・ソウルフルな歌声で時に耽美的に、時に感動的に切々と歌われるピアノ・バラード集。ゴスペルやジャズっぽい曲も多いんだけど印象としてはやはりフォークな感じ。シンプルなアレンジの楽曲群が醸し出す静謐なムードと、"Hope There's Someone"の終盤のコーラスとか"Fistful of Love"のフリーキーなギターなど、時々垣間見せるアシッドなセンスに惹かれる。UK白人男性。