今日聴いたもの

Rhythm Of Life / James Mason
77年。Roy Ayers Ubiquityのギタリストのリーダー・アルバム。ソフトな女性ヴォーカルをフィーチャーしたメロウなクロスオーヴァーで、甘いメロディが魅力的な"Good Thing"やアーバンなサックス・ソロ入りの"Funny Girl"みたいなミディアム系を中心に、"Rhythm Of Life"(コレがベスト・トラック)や"I've Got My Eyes On You"のような疾走チューンも混じえて飽きさせない構成。カッティング中心のギターは当然カッコイイけど本人が弾くムーグやアープ・シンセも印象的。Soul Brother再発盤。
Feelin' Lucky / High Fashion
男1人に女2人のヴォーカル・グループの82年1st。小気味良いギター・カッティングとキラキラしたシンセが眩しいエレクトロ・ディスコティークなダンス・クラシック"Feekin' Lucky Lately"はもちろん、オリエンタルなシンセとメロディのフックがキャッチーな"Have You Heard The News"、ロマンティックなピアノ・フレーズ入りのミディアム・チューン"When The Lovers Strikes"、ピアノのミニマルなシークエンス・フレーズが格好良い疾走ディスコ・ファンク"Brainy Children"など、ご機嫌な曲がたくさん。怖くて手を出しにくかったんだけど、EMIのマスターズ・オブ・ファンク&ソウル・シリーズは少なくともアマゾンではCCCDを回避できる模様
Let's Go Nana / 木の実ナナ&レオ・ビーツ
68年。バンドをバックにビート系洋楽ポップスやGSのカヴァーを歌うゴーゴー盤。SHINODAさんのセレクトで聞いたグーシーズの"ミニミニ・ロック"日本語カヴァーがとても面白かったので購入。オルガンとクリーンな音色のギターのせいか、全体的にラウンジーな感触なんだけど、原曲同様ファズが炸裂してる"青空のある限り"はムシ声コーラスまでフィーチャーして、なかなか強烈な仕上がり。タイガースの清潔イメージをディープに変色させる"君だけを"やオリジナルのパワフルなビート歌謡"涙ギラギラ"(橋本淳/しらいそうや)もカッコイイ。