今日聴いたもの

Organism / Jimi Tenor
99年。それまでのアルバムで聞けたファニーなクロスオーヴァー・テクノという感じの音楽性は継承しつつも、今作では80年代エレクトロ趣味が全開。賛美歌風コーラスをフィーチャーしたヴォコーダー・ファンク"Year Of Apocaypse"がかなり面白い。あとはブラコン的なサウンドモーマスっぽい青白いヴォーカルをフィーチャーした"Love And Work"やメロウなスロージャム"Sleep"なんかもお気に入り。Warp盤。
The Complete Disorder / Disorder
初期UKハードコア。Cherry Red傘下のAnagram編集のコンプリート・シリーズで、30秒から2分くらいの高速パンク・ロックが全20曲。とにかくひたすらノイジーで早いんだけど、ギター・リフや歌メロはキャッチーで、10代の頃はそんなのが大好きだった。でもフラストレーションや衝動のはけ口として聞いていた面もあるあのとは違って、今聞きなおすと、コワモテな中に見え隠れするユーモア・センスの方がむしろ印象に残った。
"Complete Disorder"(文句ナシ。ヴォーカルのエコーがイイ感じの疾走ロックンロール)
"Rampton Song"(訳わかんないパワーを感じる集団スクリーム・パンク)
"Buy I Gurt Pint"(ユーモラスなモンド・ハードコア)