今日聴いたもの

LSK / LSK
00年。レゲエやソウルを吸収してポップに仕上げた、80年代UKっぽいミクスチャーなセンスを感じる。社会的な歌詞がさらにそういうイメージを倍増。今では結構珍しいスタンスの音楽性のような気がする。
"Roots(The Fruit Of Many)"(ブルーアイド・ソウルフルなメロウ・フォーキー・ソウル)
"Room Without A Floor"(70年代メロウ・ソウルっぽい)
"Out Of My Head"(テディ・ランダッツオの名曲をダスティなルーツ・ダブに)
"The Reason"(ゆったりとしたミディアム・ビートが気持ち良い)
"White Man's World"(アイズレー風のギターをフィーチャーした哀愁R&B)
Reproductions - Songs Of The Human League
00年。ヒューマン・リーグのトリビュート盤。やはり「Dare!」の曲を中心に1stから4thあたりまでの楽曲が多い。マグネティック・フィールズことStephin Merritt絡みの3曲ををはじめ、Opiganally YoursやAluminum Groupなど米インディ勢に混じってモーマスやレディトロンといった名前も。エレポップを90年代テクノを通過した音にアップデイトした風のものからギター・ポップ風まで、全体にあんまり突き抜けたバカなカヴァーはなくて、上品にトリビュートしてる感じ。
"Empire State Human / Optiganally Yours"(ちょっとグラム・ロックっぽい不思議な仕上がり)
"I Am The Law / Momus"(大胆にモーマス節に変換。この盤では異質な仕上がり)
Click! / Corduroy
99年。5枚目が出てたとは知らなかった。生演奏主体だった4枚目までとは違って打ち込みのブレイクビーツ主体で、イイ意味でタガが外れた感じのラフでダイナミックな楽曲群。70年前後のサイケデリックなソウルやロックを思わせるファンキーでグルーヴィーな好盤。
"Goddamn"(ゴスペル・コーラス入り。高揚感に満ちたブレイクビーツ
"Future High Street"(アシッド・ハウスっぽいノイジーなシンセがカッコイイ)
"Thing For Your Love"(エレポップ・リバイバル。早いなあ)
"Moshi Moshi"(レディメイドっぽいハッピー・ブレイクビーツ
"Play Lound"(アッパーなファンキー・ハードロック)
"Impossible Smile"(サイケデリック・ソウル!)