今日聴いたもの

リヴィング・ハーモニー 〜チャーム&ジェントル
60年代後半のキング・レコード音源からフレンチ・テイストの楽曲を選りすぐった和製イージー・リスニング・コンピ。エレガントさと昭和のお茶の間感が同居した好選曲で、なかでも「Latin Barock Collection」というアルバムから採られた優雅なバロックスキャット曲が鮮烈。
"主よ、人の希みの喜びよ / 渡辺貞夫&宮沢昭伊集加代"
"浜千鳥 / 平岡精二 & インヴェンティヴ・サウンド"(エキゾティックなボッサ)
"そして今は / リッキー中山とアイビー5"
"ある日突然 / バロック・メイツ+シンガーズ・スリー"
"ブランデンブルク協奏曲 第4番 アレグロ / 渡辺貞夫&宮沢昭伊集加代"
G線上のアリア / 渡辺貞夫&宮沢昭伊集加代
"愛を求めて / 斉藤英美"(バカラック名曲のキュートなエレクトーン・カヴァー)
Visualize / Thomas & Richard Frost
69年〜70年にかけて発表した4枚のシングルと未発表に終ったアルバム曲で構成された、USフォーク・ロック・デュオのRev-ola編集盤。ストリングスやブラスをふんだんに取り入れたアレンジとジェントルな甘い歌声が印象的なソフトなバブルガム・ポップ。飛びぬけた曲はないけどどれもそれなりの水準の楽曲が揃ってる。曲調が途中で変わる曲が多いのはサイケな試みなのかな。"Where Did Yesterday Go"や"With Me My Love"とか、リズム・チェンジしないほうが素敵だったはずの曲が結構ある。
"Prelude / She's Got Love"
"Gotta Find A New Place To Stay"(哀愁メロのGSフォーク・ロック)
"Where Are We"(ファンタジー・ポップ風に始まりアップテンポのフォーク・ロックに)
"Open Up Your Heart"(サビのメロディが泣けるフォーシーズンズ風ポップ)
Ballerina / 制服向上委員会
02年22nd。どこかで聞いたようなメロディを繋ぎあわせた優等生的なアイドルポップと"時代はサーカスに乗って"みたいなプロテスト・ナンバーが同居したいつもどおりの音楽性。合唱部っぽいコーラスについ癒されてしまう。
"夜空の探検"(加納秀人。シュールなラテン・ロック歌謡)
"ミステリアスな夜"(加納秀人。シンセの音がチープだけど、シティ・ポップ風のイイ曲)
"恋に無重力"(勝山俊一郎。ポップなシャッフル歌謡)