今日聴いたもの

Arise In Harmony/ Third World
ルーツ・レゲエ色が後退し、グッとソウル色が増大した80年5th。ニューウェイヴな鋭角的ギターやチープなキーボードがメロウなソウル・テイストと同居したクロスオーヴァーな名盤。この頃のサード・ワールドってこんなに洒落たバンドだったんだ。
"Stand"(ニューウェイヴ・ソウルなスライ・カヴァー)
"Prisoner In The Street"(ルーツ・レゲエ風に始まりクールなファンクに)
"Stay"(エレピ入りメロウ・ソウル)
"Saturday Evening"(ラヴァーズ風)
"Dancing In The Rain"(NYディスコ風のキラキラ・ソウル・レゲエ)
War Prayers / Young People
03年。Dim Makというレーベルのインディ盤。PPMみたいな健全なジャケの雰囲気からなんとなくスロッビング・グリッスルを連想して衝動買いしてしまったけど、女性ヴォーカルを擁したヘタウマ・ポストパンク風のフリーキー・ギターロックだった。11曲入りで25分というのは飽きずに聴けて好ましいけど、ビックリするような曲はなく、どこかで聞いたような音の連続。でもトラッド・フォークとアヴァン・ロックとロックンロールが合体した"The Night Of The Hunter"は最高。