今日聴いたもの

Complete 日本ROCKの逆襲サウン図鑑
89年に制作されたらしい「日本ROCKの逆襲」という再発シリーズのサンプラーCD。曲目はこちら
葡萄畑、BREAD & BUTTER、SHIRO,BREAD & BUTTER、フード・ブレイン、中山ラビ甲斐よしひろ、洪栄龍、BLUES CREATION、乱魔堂、Shinki Chen & His Friendsといった辺りは初めて聴いた。乱魔堂は良いなあ。ニューロック系はちょっと苦手。
"がきデカ恐怖のこまわり君 / 葡萄畑"(ノヴェルティなひねくれモダン・ポップ)
"今はひとり / BREAD & BUTTER"(ほんのりサイケなソフト・ポップ)
"ひたすら / 乱魔堂"(美メロが沁みるカントリー・ロック)
いしだあゆみ & ティン・パン・アレイ・ファミリー
77年の「アワ・コネクション」というアルバムの90年に出た再発CD。最近発売された「いしだあゆみ・しんぐるこれくしょん」という編集盤に全曲収録されてるみたい。楽曲の端々に細野メロディが顔を覗かせるティン・パン・シティポップと萩田光雄作編曲のAOR風歌謡曲の二本立ての構成で、演奏はすべてティン・パン人脈によるもの。全体に楽曲クオリティが今イチな気もするけど、細野晴臣が他人に提供した楽曲で、ここまでメロディにクセが強く出てるのは珍しい。
"私自身"(細野晴臣。ズバ抜けて良いエキゾ・ファンキー歌謡)
"黄昏どき"(萩田光雄。ボッサAOR歌謡)
"ウィンター・コンサート"(萩田光雄リトル・フィートなファンキー・ロック調)
"バイ・バイ・ジェット"(細野晴臣。"私自身"と同路線)
Past,Present And Futures + The Greetings Of Peace / The Futures
Westsideのフィリー・ソウル再発シリーズの1枚で、78年と80年のアルバムの2in1。曲によってリード・ヴォーカルが変わる面白いグループで、アレンジもヴァラエティに富んでいてアルバムを通して飽きさせない。リードとコーラスの立場が入れ替わったようなユニークなアレンジの"Come To Me(With Your Lovin' Is Down)"にグッっと来た。
80年の「The Greetings Of Peace」もほぼ前作と同様の音で、この時代にしてはシンセ使用がほとんどなく、その意味でちょっとアテが外れたけど、ディスコ・テイストが加わったアップ・ナンバーは総じて良い出来。
"Victory"
"Peace"