今日聴いたもの

Private life The Compass Point Sessions / Grace Jones
ロング・ヴァージョン中心にまとめられた2枚組のアイランド時代ベスト。5年前くらいにバーゲンでこの人のアルバムを揃えて聞いた時は、面白いけどちょっとつかみどころのない音かなあと思ってたんだけど、今聴くと全曲最高。Sly&RobbieにWally Bardrouらによるレゲエやニューウェイヴやディスコが絶妙にブレンドされた演奏は、目一杯収録されたCD2枚をずっと聴いてても全然飽きない。ジョイ・ディビジョンやらアストル・ピアソラやらスモーキー・ロビンソンやらといった不思議な選曲が何となくクール。
Sing For Big People / Dick Williams Kids
64年。子供がジャズ・スタンダードを歌うアルバム。1曲目の"Come Rain Or Come Shine"は可愛くてカッコイイ急速調ジャズでグッと来たけど、あとは静かな曲が続くんでだんだん飽きてきた。良く考えたら「アニー」のサントラとかとそう変わらないし。ユニヴァーサル・アコースティック・スウィング・エキゾティカ・コレクションという再発シリーズの1枚。
"Come Rain Or Come Shine"
"Nearness Of You"(素晴らしく良い曲)
"That Old Feeling"
"After You've Gone"
Robert Crumb And His Cheap Suit Serenaders
74年の1st。戦前のジャズ、ブルース、ラグタイム、カントリーなどを再現したアルバム。やたらとディープなギターの音色に昔聴いたロバート・ジョンソンを思い出したり、歌物に漂う何とも言えない物悲しさに胸を締め付けられたり。とりあえずノコギリの音が面白い。こういう音楽はほとんど聞いたことないんだけどハマるとかなり広大な世界が広がってそう。
"Laughing Lag"
"True Blue Lou"
"Little Rascals Medley"
"Kiwi Waltz"(ノコギリを大フィーチャー)
"Sweet Lorraine"
"I'll See You In My Dream"