今日読んだもの

機会不平等 / 斎藤貴男
さすがにこちらは気合が入ってる。第1章の"「ゆとり教育」と「階層化社会」"という二題噺にまず意表を突かれて引き込まれ、次々に登場する自分の知らない「社会のしくみ」に興味を掻き立てられて、気がついたら最後まで一気に読んでしまっていた。ところどころ陰謀論めいた煽り調になるところが気になるけど、なかなか充実した一冊だった。