今日聴いたもの

When I Find You Love + Sweet & Wonderful / Jean Carn
Westsideのフィリー2in1シリーズ。79年の「When I Find You Love」はスローに始まりミディアム、アップ、ファンクと多彩なリズムアレンジが施されてるけど、全体を通してソフト&メロウなトーンで統一されてるんでアルバム1枚スムーズに聴ける。はっきり言って名盤。81年の「Sweet And Wonderful」はアップ・テンポの曲がよりタイトになっているけど、逆にスローがほとんどバラードに近い感じの歌い上げ系になっててちょっと辛い。メリハリがついたアルバムとも言えるけど、繰り返して聴くのは何曲かに限られそう。
"Start The Fire"(キュートなアーバン・ミディアム)
"All I Really Need Is You"(ほとんどカーペンターズ、なMORポップス)
"Lonely Girl In A Cold, Cold World"(マイナー調メロディのお洒落ソウル。ベースが格好良い。)
"What's On Your Mind"(エレクトロなシンセが嬉しいお洒落ファンク)
"Was That All It Was"
"Mystic Stranger"(「S&W」中では珍しくメロウなスロー)
"I Just Thought Of A Way"
June Night Love / 三宅純
83年の1stリーダー・アルバム。典型的なフュージョンだけど、どの曲も耳に残るメロディが中心にあるので聴きやすい。全部イイ曲。CM音楽集が2枚出てるだけのことはあるなあ。フリューゲルホーンの爽快な音色に清水靖晃のサックスのフリーキーなトーンが絡む"A Thoughtful Touch""I Knew I Was"の2曲がベスト・トラック。
Scuba Divers / Dwight Twilley
ジャケの雰囲気やと帯のコピーからてっきりAORかと思ったら60年代風パワー・ポップだった。この手の音楽に自分が求めるのはワイルドなギター・サウンドとキャッチーなメロディとの絶妙なマッチングなんだけど、その点このレコードはどちらも中途半端な印象。
Color All My Days / Limahl
ジョルジオ・モロダーが全面プロデュースした86年2nd。キャッチーなエレポップにエクスペリメンタルなアレンジを忍ばせたB面の曲がお気に入り。