今日聴いたもの

Brown Rice / Don Cherry
76年。1曲目"Brown Rice"が素晴らしい。フリー・ジャズのようでありファンクのようでもあり民族音楽のようでもあり、でもやっぱりそのどれでもないような不思議な音楽。それでいてA&M盤というのが納得出来てしまうオーガニックでポップな感触。真のフュージョン音楽。
Malefactor, Ade / The Red Crayola
89年に出たアルバムのドラッグ・シティから出た再発盤。ドラムのリズムが明らかに異常。アシッド・フォークのようなものが、さらにネジが緩んでワケの分からないことになってる。"blue jeans"とか、聴いているうちに恐怖すら感じる。終盤のエクスペリメンタルな楽曲群が、逆に分かりやすくて安心して聞けるから不思議。ただ"Franz Von Assisi"だけはグラス・レコードらしい朴訥フォーク・ロックで和む。
Lowrider Soundtrack Volume.4
Vol.2はエレクトロよりだったけど、こっちはよりヒップ・ホップ色が濃い楽曲を中心に、ソウル・クラシックを合間に挟む、という選曲でよくも悪くも下世話さが薄まった感じ。