今日聴いたもの

ルウ [+2]

ルウ [+2]

76年。林哲司プロデュース。一貫してジェントルでソフィスティケイテッドな質感で貫かれた初期シティポップの名盤。冒頭、鈴木茂っぽい甘酸っぱい歌声にキュンとくるディスコ歌謡"レター"がまずは最高で、他にスローテンポの美メロ曲"五月のスケッチ"に、ちょっとオフコース的な"灰色の街角"など、林哲司の提供曲がどれも秀逸。メンバーの自作曲では、ラテンシティポップな"僕のルウ"や、追加収録のシングル曲でサニーデイっぽい歌謡ロック"ハーバーライト・ブルー"とかかなり好き。