今日聴いたもの

Boca Livre

Boca Livre

'79年。ブラジルの4人組コーラスグループによる、キラキラした清涼ハーモニーがひたすら気持ち良い1枚で、とにかく良曲揃いの傑作。特に、1曲目、カントリー風のイントロに意表を突かれるサンシャインポップ"Quem Tem a Viola"の、爽快ながらどこかアシッドな音響はなかなか癖になる感じ。2曲目以降はブラジルらしいサウダージ感や、プログレッシヴなミナステイストが前面に出てくるんだけど、そのせいでかえって、そのソフロ・テイストなコーラスハーモニーの特異さが浮き彫りになっているような。