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ラテン・バロック・コレクション

ラテン・バロック・コレクション

'65年。超豪華メンツによるラテンジャズ・ミーツ・バッハな企画盤。冒頭、"ブランデンブルク協奏曲 第4番 アレグロ"のあまりに典雅な雰囲気に、これは自分には格調高すぎるレコードかも、という予感もしたんだけど、ベースが前面に出た"音楽の捧げもの 六声のリチェルカーレ"のグルーヴ感にちょっと安心。以後、室内楽イージーリスニングジャズを行き来するような演奏が続くなか、お馴染みのあのメロディーがパワフルな疾走ジャズ演奏に乗る"トッカータとフーガ ニ短調"のキラーぶりが際立つ感じ。あと、個人的に大好きな曲"主よ、人の希みの喜びよ"のボサなスキャットカヴァーも大好き。