今日聴いたもの

Arthur Verocai

'72年。何年か前にUbiquity/Luv'N'Haightから再発されたブラジルの有名アレンジャーの個人名義アルバム。ダウナーでサウダージなフォーキー曲のバックでスペーシーな電子音が飛び交うファニートラック"Caboclo"をはじめ、60年代後半のCadetというかロータリーコネクションというか、そんな感じのエイジ・オブ・アクエリアスなサイケ感が漂う、ちょっとサバービアなMPBという感じ。ニューソウル・ミーツ・トロピカリアな"Pelas Sombras"や男女デュオスタイルのお洒落クロスオーヴァーフォーキー"Velho Parente"など、ほのかにプログレテイストもある良曲多数で、充実した1枚。