今日聴いたもの

Swing Lo Magellan

Swing Lo Magellan

新作。凝ってるんだけどユルユルで、かと言ってローファイとも言いきれない妙に周到なアレンジは相変わらずの掴みどころのなさ。ストレンジなアカペラ・コーラス曲とラウドなガレージロックを合体した"Offspring Are Blank"から、ダビーなリズムに乗ってマーク・ボランがアヴァンなチェンバーロックに走ったような"About To Die"と続くアルバム冒頭から怪しさ満点。NWギターロックなアンサンブルでプログレやってる風な"Just From Chevron"やヨーロピアンな哀愁ラウドロック"Maybe That Was It"、ビートリッシュに聞こえなくもないメロウ・ピアノポップ"Impregnable Question"といった曲が並ぶ中盤がかなり好き。