今日聴いたもの

Bangs & Works Vol.2: the best of chicago footwork

Bangs & Works Vol.2: the best of chicago footwork

'11年。Youtubeで見た異様なダンスのインパクトにやられて、とりあえずこのマイク・パラディナス監修のJuke/ Footworkの定番と思しきコンピを購入。ベース〜エレクトロとドラムンベースの合いの子みたいなダンス音楽なんだけど、その、初期衝動のままに製作されたような荒削りさが時にエクスペリメンタルな域に到達してしまってるような風情がパンクで格好良い。

ひたすら音数を抑えて骨格むき出しで音を提示するストイックなトラックが並ぶ中、キラキラしたシンセフレーズを挿入した疾走トラック"Heaven Sent / DJ Rashad/DJ Gantman"や変幻自在なリズムトラックにノスタルジック・スウィングなフレーズを乗せた"Funky Block / Traxman"、高速ピアノリフが格好良い早回しクロスオーヴァー・ソウル"Bullet Proof Soul / Boylan"といったキャッチーな曲が時々挿入されるおかげで、全26曲というボリュームを飽きずに楽しめる。