今日聴いたもの

Sixties Sounds

Sixties Sounds

60年代アメリカの「ペチコート・ジャンクション」というTV番組関連のアルバムのようで、たぶん番組に出演している3人の女優が歌ってると思しき企画盤。これがイイ感じに巧すぎないヴォーカルがキュートで甘酸っぱいガールポップ集になっていて、しかもスパンキー&アワギャングフィフス・ディメンションなんかをカヴァーしていることからも分かるように、基本的にソフトロックテイストというなかなか拾い物な1枚。

特にキュンときたのが、ニール・セダカの名曲を舌足らずヴォーカルがさく裂する軽快な男女混成ハーモニーポップ化した"Wheeling, West Virginia"に、ドラマティックなデスパレイト・バラードの"Goodbye Love"、清涼な弦楽インストで始まる青春ガールポップ"Who Needs Memories Of Him"あたりで、どうやらメレディス・マクレエという人の声が好きみたい。Real Gone Music再発盤。