今日聴いたもの

Soul Togetherness presents The Skip Scarborough Songbook / V.A.
Expansionの作曲家コンピシリーズのスキップ・スカボロウ編。フルートの音色で始まりフルートの音色で終わるニクい構成で、ほぼ全編に渡って、スローめなミディアムテンポでゆったりグルーヴする楽曲が並ぶ、初期ブラコンテイストな1枚。割と何というか線の太い感じの曲作りが印象的で、曲によっては産業ロック的な爽快感すら湛えていたりして、どちらかというとデリケートな美メロ・ソウル好きな自分には多少大味に感じられるところもあるものの、大きな波に身を任せているかのようなグルーヴ感はやはりかなり気持ち良い。
特にお気に入りは、Syreetaのキュートな歌声の魅力に改めて感じ入るトワイライトムードなAORバラード"Let Me Be The One"や、軽快なギターカッティングが心地良いダンクラ系ディスコソウル"Living Inside Your Love / Phyllis Hyman"、クールなMORソウルのバックでキレ良く鳴るホーンがめちゃくちゃ格好良いDionne Warwick版の"Can't Hide Love"など。