今日聴いたもの

Meet Ginny Arnell / Ginny Arnell
数年前にチェリーレッド系レーベルから出た再発ではなく、'97年発売の22曲入りMarginal編集盤。とぼけたコーラスが素敵な代表曲"Dumbhead"と、そのB面曲でメロディの微妙なフックがイイ感じの"How Many Times Can One Heart Break"をはじめ、アーリー60's特有のハツラツとしたガールポップに少し洗練されたセンスが加わった、その絶妙な甘酸っぱいバランスに思わずときめいてしまう1枚。ベストトラックは、抑制の効いたトーンで意表をつく展開を見せるオリエンタルメロディーが印象的な"You Pulled A Fast One"、ムーディーなサックスをフィーチャーしたジャジーな涅槃系バラード"Portrait Of A Fool"、テディ・ランダッツォ作のダイナミックなバカラッキシュMOR"I'm Getting Mad"など。