今日聴いたもの

The Garden / Zero 7
06年。英国の二人組ユニット。ダウンテンポブレイクビーツ/エレクトロニカなアレンジを隠し味にした70年代ポップ・リバイバルという感じ。男女ヴォーカルをフィーチャーした楽曲を交互に配置した構成で、マッカートニー系SSWを思わせる男性ヴォーカル曲の数々がどれもイイ。ゆったりとグルーヴするメランコリックなフォーキー・バラード"Futures"、スーサイド風のチープなリズムトラックにボッサなギターが乗る"Today"、シューゲイズなファンキー・ロック"Crosses"など、キリンジBenny Singsに通じる雰囲気の、甘いヴォーカルとハーモニーによるメランコリックMORトロニカ。エレクトロニカ。アンニュイなコブシ入り女性ヴォーカルの曲は、よりインディ・ポップ的。
Map of What Is Effortless / Telefon Tel Aviv
04年。シカゴの二人組ユニットによる、ダウナーでアンビエント、エキスペリメンタルなエレクトロニカ。ミナス〜ニューエイジ的な"When It Happens It Moves All by Itself"にシューゲイザーっぽい"Map of What Is Effortless"、タメの利いたダウンテンポのエディット・ビート上で壮大に展開するオーケストラル・ソウル"I Lied"など、流麗ストリングスに電子ノイズが絡むアレンジは大音量で聞くとかなりハマる。アンニュイなフィメールラップ入りのエレクトロ・エレクトロニカ"My Week Beats Your Year"が一番のお気に入り。