今日聴いたもの
- Sacred Symbols of Mu / V.A.
- μ-Ziqことマイク・パラディナス主宰のPlanet Muの格安2枚組レーベル・サンプラー。試聴機でDisc1の最初の方を聞いたら面白かったんで衝動買い。ネオアコっぽいアコギのカッティングにヒップホップ・ビートという組み合わせが妙に気持ち良い"The Unbearable Phatness Of Being / Dykehouse"、ドタバタしたラガ・ブレイクコアに室内楽っぽいサンプル音源が絡む"That Track / Shitmat "、80年代エレクトロ・ファンクをフォーキーに脱臭したような"Chinaski R.I.P / Venetian Snares"と続く、冒頭の3曲の流れは改めて聞いてもかなり秀逸。
- 他にも、重厚なようでユーモラスにも聞こえる不思議エレポ・インスト"Clikilik / Luke Vibert"、メロウなエレクトロ・ファンクにエレクトロニカなエディットを加えた感じの"Dumbfound (edIT Remix) / Daedelus"、ビョーク似のヴォーカルをフィーチャーしたノスタルジックなダウンテンポ・ブレイク"More Than Anything / 0=0"、おどろおどろしい電子ノイズ音響に妙にアッパーな女性ラップが挿入される"Aerodynamic / Jega"、柔らかなエレピ入りグリッチ・エレクトロニカに嵐のSEや虫の泣き声、子供の喋り声などの現実音が被さる"Tau / Mileece"など、全体的にちょっとエクスペリメンタルでアンビエントなトラックを中心に、どこか奇妙でダンサブルな佳曲揃い。