今日聴いたもの

Animal Rites / Prime Crime
99年。ドイツのラテンなクロスオーヴァー・バンド。時々テクニカルなパワー・フュージョンっぽくなるところとか、ヴォーカル曲の産業っぽい暑苦しさとか、ところどころキツイところもあるんだけど、グルーヴィーなピアノ・リフと歯切れ良い爽快なホーン・アレンジは魅力的。変拍子ジャズ・ロックっぽいリズムがカッコイイ"Animal Rites"とほんのりスティーリーダンぽいヴォーカル曲"Let It Be Love"がベスト・トラック。
Endless Bummer Appendix / Visit Venus
00年。ドイツのブレイクビーツ・ユニットの99年作アルバムのリミックス集。"Space Nazis must die (Rae&Christian Rmx)"や"For a few Euros more (Erobique Dance Mix)"といったアッパーなディスコ・トラックから、クロスオーヴァー・ハウス調の"Planet Of The Breaks (Jazzanova Remix)"、メランコリックなダビー・ダウンテンポの"Hurt Of A Nerd (Jimpster Rmx)"に"Kinski Disko Fox Machine (Groove Armada Rmx)"など全11組の豪華なリミキサー陣。全体にキャッチーで耳ざわりの良いクラブ・ミュージックが並ぶ中、ノイジーなリズム・トラックが刺激的なエクスペリメンタル・ヒップホップ"Children of the Rave solution (visited by:Funkstorung)"と、バラエティ番組風なオッサンの関西弁トークがイントロで挿入されるメルヘン・エレクトロニカ・ハウス"The Big Tilt (DJ Koze Rmx)"がちょっと異質な存在感を示してる感じ。いつものゴム鞠ミニマル・ハウスを聞かせる"Planet Of The Breaks (Herbert Remix)"はまあ期待通りだけど、"The Big Tilt (DMX Krew Rmx)"はあんまりピコピコしてなくて不満。