今日聴いたもの

Disco Demands Volume One-A Collection Of Rare 1970’s Dance Music / Various Artists
Million Dollar Discoから。知る人ぞ知るディスコ・コレクターらしいAl Kentという人が選曲した70年代マイナー・ディスコ・コンピ。クロスオーヴァー寄りのイージーリスニング・ディスコ・コーラス曲中心で、埃に埋もれた二束三文のシングル盤が醸し出す軽いB級感が愛おしい。いや、本当はどれも物凄いマニア盤なのかも知れないけど。ピュンピュン・シンセ入りのハンドクラッピン・ハッピー・ディスコ"How Can I Tell Her / Curtis"、美メロ・コーラスにキュンと来る"In The Mood / Puff"、ユーモラスなシンセが疾走ビートに乗るヴォーカル・ナンバー"Loosen up / Frequency"など、終盤の多幸感に満ちたアッパーな流れがたまらない。ラストのお洒落ディスコ"Disco Socks / Omni"のエンディングのオチがウレシイ。
Disco Demands Volume Two-A Second Helping Of Rare 1970’s Dance Music / Various Artists
上記コンピの続編。知ってるのは"Salsa / Louie Ramirez"くらいで、相変わらずマイナーな曲のオンパレード。11分越えのスペーシー大作"Love Is All Around (Re-Edit) / Sizzle"とか全体に長尺エディット曲が増えて、リズムもタフなクラブ寄りの選曲だけど、1曲目の華やかなクロスオーヴァー系フィメール・ディスコ"F Minor Disco (Re-Edit) / Ross Carnegie"をはじめ、サンバなディスコ・ソウル"Slam Dunk/ Family Of Funk"、メロウな"Giving It All To You / Cheryl Berdell"などこちらは女性歌モノも充実。インスト物ではジェット気流系イージー・ディスコ"Wave / Cordial"、パーティ・ムード満点の猥雑なブラス・ディスコ"Sound Of Disco Rock (Re-Edit) / Stringfield Family"がイイ感じ。