今日聴いたもの

Real People / Chic
80年4th。従来からの持ち味であるシャープなディスコ・サウンドに歯切れの良いストリングスを導入したアレンジが新鮮。この盤で初めて登場した男性ヴォーカル曲も良い感じ。
"Open Up"(清涼ファンク・インスト)
"Real People"
"I Got Protection"
"You Can't Do It Alone"(ジャジーなギター・カッティングが気持ち良いアーバン・メロウ作)
Pace Yourself / Tim Berne's Caos Totale
NYロフト/ニッティング・ファクトリー系サックス奏者の91年リーダー作。目まぐるしく展開する複雑なコンポジションとフリーキーなフレージングが特徴の、いかにもな90年代NYジャズなんだけど、ウッドベースが参加してるせいか60年代の新主流派ジャズのような感触も。26分もある長尺曲"The Legend Of P-1"なんかは聴いてるうちにだんだん飽きてくるけど、50〜60年代のハードボイルド映画の劇伴をツギハギしたような"Bass Voodoo"はとにかく格好良い。
共同幻想 / たけのうちカルテット
九州のプログレ・バンドの88年1st。ニューウェイヴとプログレが同居した独特のアレンジはかなり面白いんだけど、ヴォーカル・スタイルに日本ニューウェイヴ臭が強いのがちょっと鼻につくかなあ。