今日聴いたもの

Together / Jackpine Savage
ブルース・ハークの71年アルバム。変名を使ってるし、ジャケの雰囲気からして極端に地味な歌モノだったらどうしようと思ってドキドキしたけど、聴いてみると「Electronic Record ・・・」とそれほど方向性は違わない音だったんで安心したようなガッカリしたような。歌物の比重が増えた分、前作よりさらに聴きやすくなってる。
"Maybe This Song"
"Colors"
"Abracadabra"
"Punching Bag"
New York City/ Hans Koller Big Band
MPS盤再発。これは68年に制作された(ものの79年まで発表されなかった)アルバム。グルーヴィーになったりアブストラクトになったりと、曲の表情が次々に変わる、映画音楽風のビッグ・バンド作品。映画音楽風に聞えるのは、多分どの曲もどこかで聴いたような曲ばかりだからかもしれない。なので正直言ってやや期待外れ。1曲でも飛びぬけてキャッチーな曲やビックリするような曲があったらまた印象も違ったんだろうけど。
Body Heat / Quincy Jones
74年。ライナーによると脱ビッグ・バンド志向の最初の作品らしい。全体にそこはかとない上品さが漂うイージー・リスリニング風のソウル/ファンク・アルバム。とりあえずリオン・ウェアが曲作りに関わった3曲がどれも素晴らしい。ボッサ調に生まれ変わった"Along Came Betty"もイイ。
In The Pocket / Commodores
81年の11枚目。アップテンポとスローが交互に並ぶ構成。奇数曲(=アップ)はどれもイイ感じ。派手なシンセをフィーチャーした"When You Wanna Try Me"がベスト・トラックかな。
Stronger Than Ever / Rose Royce
82年の7th。AMGの評価が随分低いけど、これは良い曲が揃った好盤だと思うなあ。シャープなアップテンポ・ソウルを中心にスウィートなスロー、バキバキのシンセ・ファンクがバランスよく収められた、理想的なアーリー80'sソウル・アルバム。これにメロウなミディアムが加わったら無敵なんだけど。