今日聴いたもの

The Electronic Record For Children / Bruce Haack
「Way-Out Record」はネルソン女史の喋りが延々と続く場面が結構あってポップスとして聴くには辛い部分も多かったけど、こっちはその点、1曲1曲が楽曲として完成されてて聴きやすい。その分ビザール感は薄まったかもしれないけど、普通にイイ曲が収録された60年代フリークアウト・ポップ盤として自然に楽しめる。
Offcell / Pinback
一聴してModest Mouseを連想した。共通のバックボーンがあるのかも知れないけど今の自分にとってはModest Mouseの音。それをもっとポップに装飾した感じ。素晴らしく良い。
Smojphace ep / AFX
ダンスホール・レゲエの痙攣リミックスと電子ノイズが2曲。1曲目はともかくあとの2曲は、うーん、ついにここまできたか、という感じ。ちょっとついていけない。
Street Dad / Out Hud
ストパンク・リバイバルの文脈で語られることが多いんでそのつもりで聴いたんだけど、簡単に十把一絡では語れない個性。ロックとテクノがユニークな形で融合した6つの楽曲はどれもすごく魅力的。
DJ Digs Mainstreet
小西康陽プロデュースの"エレクトリカル・パレード"リミックス集。メンツはパンチ・ザ・モンキーでお馴染みのあの方々。全員が同じ曲をリミックスということで各人の個性の違いがよく分かる。さすがに最後の方は疲れてきたけど。
マーキュリック・ダンス / 細野晴臣
85年。一見アンビエントなんだけど所々に官能的なメロディが出てくるのがこの人らしい。
Moanin' In The Moonlight / Howlin' Wolf
ときどき無性に聴きたくなる。そのたびにすっかり自分の体に馴染んでるのを確認して嬉しくなるヴィンテージ盤。洒脱なエレクトリック・ブルース演奏に乗るダミ声がたまらない。柴山俊之浪曲師風のヴォーカルのルーツはこれかあ、と気付いてみたり。"I Ask The Water(She Gave Me Gasoline)"はいつ聴いてもあまりに情けなくて笑ってしまう。
凡 to be wild / BAZRA
3ピースのロックンロール・バンド。これはカッコイイ。切れ味鋭い演奏をバックにキャッチーなメロディを絶叫する最高なナンバーの数々に痺れる。